ジコチュードーメー  〜リストカッターイリヤ+クビキリマホウショウジョアイ+ハートブレイカーイズミ〜
設定


リストカッター イリヤ
伊里間イリヤ
内弁慶系(女王、ヒステリック系?)な、何かあるとすぐに手首を切る少女
だが。彼女が手首を切る度、少しずつ世界は彼女のいう通りになるのだった

手首の血には、願いの雫が混じっているという
彼女が流した量に見合うだけの望みが叶うのである
*手首の――といっても、もちろん血は循環しているわけで、手首の部分になにか仕掛けがあるのであろう

ノーマルぺた、三つ編みおさげ、内向+メガネ(ハーフリム)



首切り魔法少女アイ
相田愛
首を切ることで魔力を生んで、魔法が使える。つーか、そうしないと魔法が使えない
もちろん自分が痛いのは嫌なので、どうしてもという時以外他人を切る
一級犯罪者
魔法を使うために首を切ってきた事で、物理攻撃性能も高い
独特な区切り方でしゃべる。クールというか、テンション低め
ノーマル、ポニーテール、フシギ

*切り方で魔力量が変わるので、基本的にチョンパ。道具は糸や剣など様々
ワイヤー

鋼製タロットカード



ハートブレイカー イズミ
失恋症候群
舞野泉
告白して振られたとき、不思議なパワーが湧いてきて、普段メゲちゃうことでも(簡単に)出来た
その後一回、同じことがあり、フシギだなぁと思っていたら、友人の代理告白をして振られたのだが……
代理でもエネルギーが湧くことが分かった泉は、面と向かって言い出せないコをターゲットに、代理告白屋を始めたのだった
生成されるエネルギーは、失恋度合いによって上下する(代理告白であっても、託された思いの量による)
比較的常識人でツッコミ役。キレると口調がやけに丁寧になる
尊敬する従姉の言葉「気に入らないものはみんな蹴っ飛ばせ」を胸に、蹴り技主体で戦う
幾つかの技は、従姉直伝
長身スレンダー、ショートカット、ボーイッシュ+神社のムスメ

「貴方のその顔をザクロにして差し上げますわ」
「我が蹴りは剃刀」足刀+爪先。スパスパ切れます
「我が蹴りは鉈」足刀+踵。重さで断ち切るタイプ
「我が蹴りは鏃」爪先。突き刺さる貫属性
「我が蹴りは鎚」踵+甲。体重重力筋力……あらゆる力を一点集中させて叩きつける。衝撃は重く染み込む
*もちろん上記の技は、魔法発動状態である。そうでなければ、ここまでの威力は出ない

追加
「回すよ――っ!!」「踊れ――っ!!」
超速の連蹴。回す――は左右で蹴り抜き、踊れ――は炸裂、弾けるという表現が当てはまる乱撃




〜サブ〜

紅睡蓮(べにすいれん)
劣化魔法使いだが、魔法使い全体でも戦闘力はずば抜けている
扱える術の幅が多く、魔力生成が”呼吸”なので、基本的に普通の魔法使い以上に魔法が使える
重力素、重力塊、魔素分解の術はまさに魔法使い殺しである
*ただ、イリヤの「即座に奇跡を起こす」のような魔法に関しては効果が無い
巨乳、セミロング、ややサディスト+クール

重力:相手の投射、放射系魔術を生み出した重力塊のほうに引き寄せることが可能(重〜というよりも引だな)
魔素分解:術に固定された魔力を分解し、魔法を霧散させる

イリヤとの遭遇後、今まで使うことの無かった「幸運(ハイラック――いや、コレでいいんだ)」の魔法を思い出す
*一〜二割だが、イリヤの奇跡の効果を自分から逸らすことが出来る


鷺宮告(サギミヤツギ)
劣化魔法使いの中でも上位一握りの中に入る使い手
宇流合競波(ウリュウガッセルハ)という波動砲を撃つ(宇宙の流というエネルギーの糸を束ねて云々)
また、「電信竜骸(でんしんりゅうがい)」という術を使う
紅睡蓮は以前から気に食わなかったらしく、愛が危ない時に助けてくれる
長身ナイスばでぇ、ロング、クールビューティ

 映像に過ぎないが、ホログラフィとは大きく違う点が一つある。
 現実に干渉できるのだ。
「っても、しょせん空間に固定されているだけの情報塊。魔力の篭った雷声(どなりごえ)一つで霧散する程度の物よ」
 勿論強度を高めることも出来るが、それでも攻撃魔法を打ち込まれればひとたまりも無い。
 コストパフォーマンス的には、数を作って書き換えを走らせた方が余程マシである。
「書き、換え?」
「そう。さっきのだって、実際には電光を放っているのじゃなくて、情報の書き換えをやっているのよ」
「情、報……」
「そう。例えば、左腕『無傷』を『火傷・感電』に変える。あくまで情報だから、耐火耐雷の術なんかはイミが無い――もっとも、防御フィールドを抜けるのにも書き換えが必要だから、無意味じゃあないんだけど」
 要するに、この術に有効なのは魔力遮断系や、同じ情報操作系である。

*竜骸は攻撃の違いによってフォルムも変わる




<出会い>
イリヤ←→アイ
逃げているアイと街でぶつかる

イズミ
暗めの男(オタ系偏執狂?)に代理告白
彼はヒトの話を聞かないタイプで、好きな泉に告白されたと思い〜
巻き込み型(ある意味巻き込まれ)
ちなみに代理告白の件は、彼は思い込みで、愛天使(キューピッド)とか神聖視……
*この件の実際は、代理告白者がこうなるように仕掛けた罠。彼女は好きな男を代理告白で先取りされてしまったのです(「自分で告白するだけの勇気も無いくせに〜。でも、それ以上に気に入らなかったのは、そんな下らないことしてるアンタのことよ!!」←自分は告白する勇気が出ずに足踏みしてた)



<魔法>
マホウはココロのチカラ
カタチは人それぞれ違う


イリヤやイズミは新世代型魔法使い
単一の行動(結果)から単一の効果を引き出すものなので、厳密には”魔法”ではないともされる
*イリヤ→都合のいい奇跡(幸運) イズミ→目的遂行の為のパワーとそれまでの持続力(精神的にも)

アイの物は、単一からだが使えるものは汎用性があるので「劣化魔法使い」
「劣化」でない魔法使いは現在希少。レア

魔法使い全体で四千人ほど。劣化でないのは1%弱。紅睡蓮のような、普通の魔法使いに匹敵凌駕するのを入れても2%に満たない
新世代型は増殖中。魔法使いは基本的に家系で生まれるが、新世代型は完全ランダム(劣化+新世代は……そのうち出るかも?)






〜とりあえず今回の話には出てこないキャラ〜

メルフェン魔法 野乃崎ノノ(ののさき)
首切り魔法少女の後輩で、彼女を慕っている
メルフェン魔法なる珍妙な術を使う
魔力補充はメルヘンに触れることなので、常時十冊のお気に入り絵本をバッグに詰めて携帯している
小動物系で保護欲を掻き立てられるのは、ある意味魔法(一部の方々にのみ、だが)
(他には、『筍の成長は早い!』とか←標的足元からの突き刺し攻撃)

[ノ×5! トラブルメイク♪(ノノノノの! トラブルメイク♪)]
<前略>
『虐げられた野菜達の恨み〜〜っ!!』
 どこからか響いた可愛らしい叫びは、無数の野菜を引き連れてきた。
 大根、ニンジン、トウモロコシがドリル回転しつつ、足元から救い上げるように襲い掛かってくる。
 真っ赤な完熟トマトが剛速球ストレートで飛来する。
「――なにっ!?」
 ワケが分からないながらも、泉の両足が閃く。
 左右の足剃刀が弧を描き、ドリル野菜を断ち切り、掌打でトマトを次々叩き落す。
 飛び散る野菜的血飛沫が、イズミの全身――特に肘から先を赤く染める。
「ノノ、だね? 何のつもり?」
「あれ、分かっちゃいました?」
「わかるよ、そりゃ。メルヘン魔法、なんて、他に使うのいないから」
 愛が振り向きもせずに背後にある分岐の先に声をかけると、肘先まであるサテンの手袋をした少女が照れ笑いしながら出てくる。
(本繻子? 絹? ブルジョアめ……っ)
 泉の視線は、彼女の高価そうな衣装に向いている。あまり動きやすそうに見えないドレスにも絹独特の光沢があり、デザインセンスの欠如した泉には判別できないが、恐らく高名なデザイナーの手がけた一級品だろう。
 よく梳かれた闇紫の長髪は踝までありそうで、なんとなくお嬢様な雰囲気をかもし出している。
 百五十センチ無さそうな背丈に愛らしいとしか表現できない、幼げな顔立ち。
 見るほどに嫉妬……から、なんというかギュうううっと抱きしめたい気持ちにすり替わって際限なく高まってくる。
 そんな泉の妖しげな視線にも気付かず、ノノと呼ばれた少女は愛へ向かって無垢な笑みを浮かべる。
「あはは〜、でーも、先輩?」
「ん?」
「メルヘンじゃないです。メ・ル・フェ・ン、ですってばぁ」
 何だかこだわりがあるらしい。
「それより、なに? 今度の追っ手、キミなの、か?」
「へっ? あ、あー、嫌だなぁ。そんな訳ないじゃないですかぁ。もし言われても絶対断りますって。そうじゃなくてですね〜、ちょっと先輩にお話したいことがありまして」
「? な、に?」



ブラッドアート(鮮血魔法) 不在島雪那(いずしまゆきな)
血を詰め、容器から地面(床)に零すのが魔力を得る手段→(正確には”ブチ撒け”なので、容器が肉と骨でも良く、直接生物からやってもいいのだ)
故に、新鮮な血を詰めたビンを多数持ち歩いている
*あまり古くなると”血の定義”から外れるらしく、効果が無くなる
赤髪の美女。グラマラスボディで色気もあり、家事は一切出来ない



〜走術部編(今回は出ない連中)〜
走術部部長、一級走術士 御蔵衣羽緒(みくらいわお)
「九式七臣(くしきななおみ)――走ります」走術部のエース。期待の二年生女子




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